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銃猟に必要な資格として第１種狩猟免許が挙げられますが、実際にはこの資格だけではあくまで「鳥獣法」の許可を得たに過ぎません。
拳銃に関わる法律として有名な「銃刀法」の許可を得る必要があります。その許可を得るステップとして「射撃教習」を受ける必要があります。
今回はそのための申請書である「教習資格認定申請書」の書き方についてご紹介します。
教習資格認定申請書のダウンロード
教習資格認定申請書は警察署でも手に入れることができますが、こちらからPDF形式で2023年最新版の申請書をダウンロードできます。
申請書をダウンロードするにはボタンをクリックしてください。
教習資格認定申請書の記載例
教習資格認定申請書の書き方
日付
申請日当日の日付を記入します。申請日を西暦ではなく和暦で記入してください。
警察署で申請を行う際は基本的に和暦で記入するので注意してください。
公安委員会名
教習資格の申請をする本人の住所地を管轄する都道府県公安委員会名を記入します。住所地の都道府県名を記入してください。
住所
教習資格の申請をする本人の住所地を記入します。住民票に記載されている通りに正しい住所地を記入してください。
町名や番地を「1-2-3」のようにハイフンで記入している人も多いはずです。「1丁目2番地3」や「1丁目2番地3号」など正確に記入しましょう。
名前 / ふりがな
教習資格の申請をする本人の名前を記入します。住民票に記載されている通りに正しい名前を記入してください。
生年月日
教習資格の申請をする本人の生年月日を記入します。生年月日も申請日同様に西暦ではなく和暦で記入してください。
電話番号
教習資格の申請をする本人に繋がる電話番号を記入します。普段使用している電話番号を記入してください。
日中でも繋がる携帯電話の番号を記入するのが好ましいです。
現に受けている猟銃・空気銃所持許可証
教習資格の申請をする本人が、すでに銃砲の所持許可証を持っている場合に記入します。まだ持っていない場合は、未記入でも問題ありません。
交付年月日は、所持許可に記載している交付日を申請日同様に西暦ではなく和暦で記入してください。
番号は、所持許可証の番号を記入してください。
交付者は、所持許可証を発行した都道府県公安委員会を記入してください。
教習希望銃種
教習を行う銃の種類を「ライフル銃」もしくは「ライフル銃以外の猟銃」のどちらかから選択してチェックします。ライフルの方は「ライフル銃」、それ以外の方は「ライフル銃以外の猟銃」を選択してください。
※クレー射撃をするための散弾銃も猟銃です。
所持希望銃種・型式
「ライフル銃」または「散弾銃」「ライフル銃及び散弾銃以外の猟銃」から所持希望銃種を選択して記入します。もしくは、「単身ボルト式」「単身元折式」「単身自動式」「上下二連元折式」「水平二連元折式」などの希望する型式を記入しても問題ありません。
自身の使用予定の銃があればメーカー名や製品名記載しておきましょう。
欠格事由
欠格事由がなければ2つのチェックボックスにチェックを記入します。
ここでいう欠格事由は以下の通りです。
- 統合失調症
- そううつ病
- てんかん
- 認知症
- アルコール、麻薬、大麻、覚醒剤の中毒者
- 自己の行為の是非が判別できない者
教習資格認定申請書を書くときの注意点
教習資格認定申請書を書くときの注意点を紹介します。
・日付は、和暦で記入する
・住所は、省略せず正式な番地表記で記入する
・所持希望銃種・型式欄には「ライフル銃」「散弾銃」「ライフル銃及び散弾銃以外の猟銃」「単身ボルト式」「単身元折式」「単身自動式」「上下二連元折式」「水平二連元折式」の中から選択して記入する
・チェックボックスに不備なく記入する
・用紙の大きさは、A4で印刷する
申込書を提出するときに不備があった場合、申し込みを断られる可能性があります。そうならないようにも記事の内容を参考に準備しておきましょう。
